オキシペタラム

写真中央の水色の花。別名はブルースター。

5枚の花びらが星のように見えるからでしょう。

南米原産。ガガイモ科の宿根草です。

最近は切花として花屋でも見かけます。

庭にたくさん咲いた時には、私も花瓶に生けて楽しんだりしますが、この花の茎や葉を切ると、修正液のように真っ白でねっとりとした乳液が出ます。

 

それから、この花の開花後にできる実がとてもおもしろいのです。長さは10cmくらいの細長いくちばしのような形で、オクラのような感じです。この実が熟して裂けるとフワフワの綿毛のついた種が飛びます。こぼれ種でもよく増えるので、うちの庭もあちこちから勝手に生えてきています。

実や種の形状はこのオキシペタラムも含めガガイモ科の植物に共通するようです。

 

ところで、謎の生物ケサランパサランって聞いたことありますか?

毛足の長い真っ白い綿毛に包まれた、ふわふわと飛ぶ虫のようなもの。

その正体、実は、ガガイモの種子だそうですよ (@_@;)