クレマチス モンタナ

キンポウゲ科クレマチス属のつる植物。

以前はクレマチス全体をテッセンと呼ぶことがありましたが、テッセンは正確には中国原産の「Clematis florida sieboldii」のみをさします。最近は全体をさす場合はクレマチスと呼ぶのが一般的です。

クレマチス モンタナはオーストラリア中国西部からヒマラヤ地方にかけての、高山帯に自生している原種と、その改良種です。4~5月にかけて、前年枝の充実した節々の腋芽に花径3~5センチの小輪花を2~4輪くらいつけ、株全体が花で覆いつくされます。クレマチスの中でも特に多花性で見ごたえがあります。枝の伸びだし、葉の展開より開花が早いので花が目立ちます。香りの良い品種が多いのも特徴です。

毎年この株は本当によく咲いてくれます。昨年、この株の枝をさして新しい株を作りましたが、それはまだ咲きません。いつかはこの株のようにたくさん咲くようになるかしら。

 

さて、このホームページと花日記を初めて一年がたちました。見返してみると、花日記の一日目の写真がクレマチス モンタナでした。これまでは、毎回できるだけ違う花を紹介しようと思ってきましたが、これからは、同じ花が登場することもあると思います。同じ花でもその年によって、咲き方も違うと思いますし、また、この花の季節が来たんだな、と思って読んでくださいね。まだ紹介できていない花もありますので、それもお楽しみに。