ホタルブクロ

キキョウ科ホタルブクロ属の宿根草。
日本各地の日当たりのよい草原や山地に分布し、古くから親しまれている野草です。

草丈は80cm程になり、初夏に釣り鐘状の花が下向きにぶら下がり1本の茎にたくさん付けます。野趣と愛嬌のある花姿が好まれ、庭園、鉢植え、茶花などに利用されます。花色は淡紅色や白です。多くの変種や園芸品種が知られています。

名前の由来は子供が花の中に蛍を入れて遊んだところからとか、ちょうちんの古名「火垂る袋」が転じてこの名前が付いたなど、諸説があります。

 

先日紹介したカンパニュラ アルペンブルーと同じホタルブクロ属の植物です。ホタルブクロ属の植物を総称してカンパニュラと呼びます。この時期にはいろいろな種類のカンパニュラが咲きます。毎年咲いてくれるものや、ちょっと大型なものや、花が多く見栄えのするものが多く、薔薇も終わり夏の花もまだ咲かないちょっと寂しい花壇を彩ってくれます。