ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
写真は高松市塩江町のあぜ道のヒガンバナです。黄金色の稲と真っ赤なヒガンバナが本当に綺麗。昔はどこにでもあった景色ですが、最近は少なくなってきましたね。
ヒガンバナの学名のLycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の海の女神 「Lycoris」の名に由来します。花がとても美しいためその名がつきました。
20日のシロバナヒガンバナにも書きましたが、日本に存在するヒガンバナは種子で増えることができないため、人の手で株分けの形で植え付けられました。有毒植物ゆえ、小動物や虫を避けるために田畑のあぜや墓地に多く植えられたという説と、有毒ですが、毒抜きすれば球根は食用にもなるため飢饉に備えて植えられたとも言われているようです。
昨夜自宅に戻ってきました。讃岐うどんも食べたし、瀬戸内の美味しいお魚も食べたし。
元気な顔を見せてちょっとだけ親孝行もできた・・かな。遠いのでなかなか帰省できませんが、せめて年に一回くらいは帰省しよう。
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Hiroko.Y (火曜日, 23 9月 2014 22:00)
埼玉県の日高市にある巾着田に行ってきました。
彼岸花の群生地です。500万本で圧巻でした。
美しい花姿なのに死人花とか幽霊花とか酷い通称。でも、リコリス…とは美しい海の女神なのですね。
Eriko (水曜日, 24 9月 2014 07:58)
Hiroko.Yさんコメントありがとうございます。
ヒガンバナには色々な別名があるようですね。赤い花が目立つことや生活と関わり深い花だった証拠でしょう。有毒であるためか、墓地に多く植えられているためか、不吉な名も多いようです。
しかし日本の古典文学にはほとんど登場しないようです。あまりにも赤い花は、昔の日本人の趣味ではなかったのか、それとも、当時はまだ渡来していなかったのか。詩や俳句などに本格的に登場するのは明治以降。登場する呼び名は「曼珠沙華」と「ヒガンバナ」だけだそうです。
最近では素直にヒガンバナの美しさを認め、いち早く季節を伝える花としてマスコミ等をにぎわす花となっており、また自宅の庭に植えて楽しむ人も増えているようです。我が家にもありますよ(*^-^*)