千日小坊

ヒユ科アルテルナンテラ属。

ペルー、エクアドル原産の常緑多年草。

短日植物で、自然な開花は日が短くなってからの１０月から12月。赤紫色の小さな花がかわいい初冬の花です。草丈は60㎝～80㎝くらいになります。千紅花火という名で売られている場合もあります。

センニチコウ(千日紅）に花の形や雰囲気が似て小型なので、千日小坊や千紅花火という園芸品種名になったようです。ただしセンニチコウは属が違います。

ところで、カネタタキと言う昆虫をご存じですか？

今の時季「チッ チッ チッ チッ」と鳴く秋の虫です。バッタの仲間。鳴き声と名前は知っていたのですが、姿はみたことがありませんでした。

数日前からその鳴き声が家の中で聞こえるのです。玄関で聞こえたと思ってそっちにいったら次は洗面所の方から聞こえたり。今度は廊下のほうからだったり。一匹だとは思うのだけど色々な場所から聞こえてきて、どこにいるかわからないのです。かなりはっきりと大きな鳴き声ですし、数日間ずっと気になっていました。

そして、発見しました！！洗面所で歯を磨いていた時、すぐ近くから鳴き声が。声の方を注意して見てみると、天井の隅に小さな虫がとまっていました。えーこんなに小さいんだ。びっくりです。体長１㎝くらいでしょうか。小型のコオロギのような、でも大きさはちょっと大きいアリくらいのイメージ。こんな小さな体であんな大きな声が出るのね。そしてもっとびっくりしたのは、そのジャンプ力。ま、もともと天井にいたからですけど、ピョーンと１ｍくらいジャンプしました。あのジャンプ力があるから、あんなに小さな体なのに家のあちこちに移動できたんですね。納得です。その後裏口から出て行ってもらいました。