ストック

 アブラナ科アラセイトウ属。

南ヨーロッパが原産で、自生地では多年草ですが、日本では一年草として扱うのが一般的です。花には強い香りがあり、花色は赤、紫、紅紫、ピンク、白など。一重咲きと八重咲きがあります。

ストックの名は、スキーのストックと同じで「茎」や「幹」を意味し、そのしっかりとした茎が由来となっています。

人との関わりは古く、古代ギリシャでは薬草として栽培、利用されていました。日本には江戸時代初期に渡来し、大正末期には切り花用として栽培されていました。

和名は紫羅欄花(アラセイトウ)といいます。葉が厚くて毛に覆われており、ラセイタという布(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていることから転訛したということです。

 

ストックはとても好きな花の一つです。春の花、春の香りのイメージが強いので、本当は今頃花が咲いている苗はちょっと違う、と思っていたのですが。元気な苗を見かけてつい(^^;

春まで繰り返し咲いてくれたらいいな。

以前から、真っ赤なバラの花束と同じくらい、真っ白な八重のストックの花束にはあこがれがありました。ですから、初めて南房総のお花畑に行ったときには、本当に興奮しました。見渡す限りお花畑。ストックやポピー、キンセンカ、キンギョソウ。色とりどりの花がいっぱい。農家の方にお願いすれば、お安く花摘みができます。私は今までに5~6回行きました。毎回、ストックやポピーを抱えきれないほど摘んできますよ。お花の香りに包まれながらの花摘み、本当に楽しいです(*^-^*)

しばらく行ってないし、年明けたら行ってみようかしら。

南房総の花摘みシーズンは1月から4月末まで。2月、3月が最盛期かな。

まだ行ったことのない花好きの皆様、是非行ってみてください。お勧めです。