カラスウリ

ウリ科カラスウリ属のつる性多年草。

原産地は中国と日本。日本では北海道以外の全国に分布し、林や藪の草木に絡みついて生えます。

開花は8月から9月。夏の夜に、白い花を咲かせます。雌雄異株で、一つの株には雄花か雌花かのいずれかのみが咲きます。秋になると、雌株は卵型の果実を付け秋から冬にかけて朱色に熟します。

人間の食用には適しませんが、鳥が食べて種子を運びます。

 

写真のカラスウリの果実はウチのミカン畑を囲む生垣に絡んでいたものです。

朱色の果実の中にはたくさんの黒い種があり、その形が”打ち出の小槌”に似ていることから、財布の中に入れて携帯すると、富に通じる縁起物として扱われるそうです。

一つ、果実を割って中から種を取り出してみました。興味のある方は 続きを読む をクリックしてみてくだい。

これが”打出の小槌”に似ているといわれている種です。1㎝くらいの種が全部で14粒ありました。確かに”打出の小槌”に見えなくもないかな。

お財布に入れてもいいですし、育ててみても良いですね。

発芽から花や実をつけるまでに2~3年かかるようです。種から育てるのは難しいかもしれませんが。

欲しい方には差し上げますよ(*^^)v