ツリガネズイセン( シラー・カンパヌラータ )

ユリ科ヒアシンソイデス属の球根植物。

南ヨーロッパ原産。

日本には明治時代末期に伝わりました。

開花時期は4月~5月ごろ。

20~50cmの花茎を真っ直ぐに伸ばし、3cmくらいの、やや細長い釣り鐘形の花が穂になって10~20個くらい咲きます。釣鐘状の花冠は6裂し、それぞれにやや濃いブルーの縞が見えます。

花の色の基本は淡い青色ですが、 多くの園芸品種があり、白やピンク、紫色などがあります。

葉がスイセンに似て、花が釣鐘型なのでこの名があります。

 

このツリガネズイセン、元々、我が家を建てる前に住んでいたアパートの小さな庭で育てていたものです。

ここに引っ越してきたのはちょうど今の時季。その時は今にも咲きそうなつぼみの状態でした。せっかくここまで育てたのだから、と掘り起こしてツリガネズイセンも引越しさせました。今の庭に植え付けてから19年。毎年咲いてくれます。自然に分球して、引っ越しさせた時よりもたくさん咲くようになりました。