ボタン

ボタン科ボタン属の耐寒性落葉低木。
あでやかで巨大な花を咲かせ、古くから愛されている花木です。

ボタンは奈良時代に、中国から薬用植物として渡来したといわれていますが、その後観賞用に栽培されるようになり、江戸時代には数多くの観賞用の園芸品種が生み出されました。

ただし現在栽培される品種の多くは、明治以降に作出されたものです。

樹形は分枝して横に広がり、4~5月、その年に伸びた枝先に15~20cmの大輪の花を一個咲かせます。

花色は薄紅・白・紅・紫紅・黒紅・黄・青紫・橙・紅のぼかし入りなど、また花の咲き方も八重咲き・千重咲き・万重咲きなど園芸種が多数栽培されています。

ボタンは美しさを象徴する植物であり、古くから、さまざまな工芸品や絵画のデザインとしても用いられています。その貴婦人のようなたたずまいから「立てば芍薬、座れば牡丹…」と美人の形容にもたとえられる花の一つです。

 

ここ数日の日差しを受けて、庭のボタンが急に咲きました。ボタンの花は本当に豪華です。庭が一気に華やぎました。写真の赤紫の牡丹の他、白と紅も咲きました。我が家には黄色いボタンもありますが、それはまだ咲いていません。毎年、黄色いボタンは他の色のものより開花が遅い気がします。白と紅のボタンの写真もアップしますね。興味のある方は 続きを読む をクリックしてみてください。