キクザキイチゲ

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。

キクザキイチゲの花の色は、白、薄い紫、濃い紫など色の多様性に富みます。

3月~5月。雪解けの森の林床の到る所で落葉から顔をのぞかせ、また大きな群落を形成します。

花弁はなく、ガク片が花弁状に見えます。茎葉は3枚輪生し、深い切れ込みになります。キクザキイチゲはキンポウゲ科ですが、花びらがが菊のような形で咲き、1本の茎に1輪をつけるので、菊咲一華(キクザキイチゲ)と言います。別名は、菊咲一輪草(キクザキイチリンソウ)。

写真の白いキクザキイチゲは奥入瀬を散策しながら撮ったもの。

 

旅行二日目、ます奥入瀬を散策しました。その後、十和田湖、それから津軽に行きました。

旅行二日目の写真をアップしますね。

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薄い紫のキクザキイチゲもありました。また、白いキクザキイチゲの群落もありました。

 

エンゴサクも見つけました。ケシ科キケマン属エンゴサク。

キケマンの仲間は多数あり、ちょっと見ただけでは種まで同定できませんが、青い花はオトメエンゴサクではないかと思われます。

奥入瀬渓流はまだ雪が解けたばかりで新緑の季節には少し早かったのですが、先に紹介したキクザキイチゲやオトメエンゴサク等「スプリング・エフェメラル」(春のはかない草花)と呼ばれる早春の植物に出会えたり、澄んだ水の流れや滝は美しく、二時間ほど散策しましたがとても楽しかったです。

また、驚くことにクマと遭遇したのです。たぶんツキノワグマだということです。

遭遇と言っても、クマは対岸の高い木の上にいたので、十分安全な距離もあり、怖いわけではなかったのですが。

それにしても、クマがあんなに高い木の上に登ることにもびっくりです。

クマは木の葉が重なったむこうにいるし、私のカメラの望遠性能に限りがあるので、写真はぼけていますが、わかりますか?

奥入瀬散策の後、十和田湖に出て、その後、津軽に移動。津軽では立佞武多(たちねぶた)の博物館に行きました。初めて見た立佞武多の大きさにはビックリ(◎_◎)

太宰治の生家「斜陽館」にも立ち寄ってきました。

二日ばかりじゃ青森は見きれませんね。バタバタでしたが楽しい旅でした。