チャノキ

ツバキ科ツバキ属の常緑低木。

チャノキは亜熱帯原産の植物であるため寒さには弱く、日本国内では宮城県が北限とされています。我が家のあたりでは「足柄茶」というブランドで生産されています。

今日はゴールデンウイーク中、恒例の家族行事「お茶摘み」でした。

我が家から少し離れたところにウチのお茶畑があります。出荷しているわけじゃないので、大した畑ではなく、家族で摘めば午前中に摘み終わってしまう量です。自分たちで飲む分だけ。

お茶は今年出た新芽だけを摘みます。写真のように青くてきれいな葉っぱが3枚~5枚くらいついた新芽。摘んだ葉っぱはお茶屋さんに持って行ってお茶にしてもらいます。2~3日もすればお茶が出来上がってきます。お茶の新芽には前年の秋からひと冬越えて蓄えられた成分があふれています。特有の若々しい香りが失われないうちに製茶された一番茶は最高です。新茶の出来上がりが楽しみです。


お茶摘みと言えば八十八夜。八十八夜は、立春からかぞえて八十八日目にあたる日で、今年は一昨日の五月二日でした。八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日とされています。茶摘み最盛期である八十八夜、縁起を担ぐという意味合いと気候条件も含めてこの時期のお茶は極上なのです。