ヒメヒオウギ

アヤメ科フリージア属の球根植物。

南アフリカのケープ地方原産。

日本へは大正期に入り、観賞用に栽培されてきました。暖地では、こぼれダネで自然に増えるほど丈夫です。地際から平べったくて細長い葉を出します。葉の間から細い花茎を出して2cmほどの花を咲かせます。1~2輪ずつ順番に咲くので一ヶ月ほど花を楽しめます。花色は明るい紅色で元の部分が3cmほどの筒状、先端が6枚の花弁になります。花弁は下の3枚のつけ根に黒みがある紅色の斑紋が入ります。白や濃い紅色、斑紋の色が薄い花を咲かせる品種もあります。

花びらの表面には薄くラメが入ったようになっており、日射しを反射するとチラチラと輝きます。

我が家では、もとは、紅色と白色が一株ずつだけだったのですが、こぼれ種で増え、今では庭のあちらこちらに咲いています。

 

関東・甲信地方では今日梅雨入りしたようですね。梅雨入りは平年並みとのことです。

我が家の窓辺の薔薇、高い所の花柄摘みと、昨日栗の里のオーナーに教わった、夏の強剪定を早くやってしまいたかったのですが、今日はできませんでした。これから雨の日も多くなるでしょうし、いつできるかしら。困ったものです。