アヤメ科アヤメ属。
日本、台湾、中国、インド北部など、東アジアの広い範囲で山野の草地に自生します。
日本では古くから親しまれてきました。
葉は厚みのある剣状の葉を左右交互に出して行儀よく二列に並び、扇のような姿になることからヒオウギの名が付きました。
主な開花期は夏で葉の間から花茎を伸ばします。花茎は1~2回枝分かれして先端に数輪の美しい花を咲かせます。花は直径5㎝前後で花びらは6枚、オレンジ地に赤い斑点が入ります。
花後は果実をつけ、秋に熟してはじけると中から5㎜程度の艶のある黒いタネが出てきます。
このタネは「ぬば玉」と呼ばれます。和歌で「夜」や「黒」「暗き」などにかかる枕詞「ぬばたまの」はこのタネの色から来ています。
今日、庭の水やりの時にアーチに仕立てているコーネリアの様子がおかしいことに気づきました。葉がちりちりと枯れたようになっているのです。庭に地植えしているのに、この株だけ水切れ?そんな馬鹿な。もしや!!と思って株の根元を見て愕然としました(◎_◎;)
株の根元に木くずが!! そして木くずを払いのけると幹にあいた穴を発見!!
これは薔薇の大敵テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)の仕業に違いありません。ガーン。
かなりショックです。アーチのコーネリアは株も古いのでテッポウムシには注意していて、先月見た時はなんでもなかったのに。
慌てて、ホームセンターにテッポウムシ用の殺虫剤を買いに行き、処置しました。でも、どうでしょう。大丈夫かなぁ。遅かったかなぁ。元気を取り戻してくれるかしら。
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