シュウメイギクイ

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。古い時代に中国から渡来し、日本の山野にも自生しています。長い茎を伸ばして白やピンクの一重や八重の可憐な花を咲かせます。花びらに見えるものはガクで花弁は退化しています。

漢字で書くと「秋明菊」。文字通り秋に開花する花です。しかし実は菊ではなくアネモネの仲間。英語ではジャパニーズ・アネモネと呼ばれます。とても丈夫で繁殖力旺盛です。楚々とした雰囲気を持っているので、和風の庭園にも似合い、茶花としても利用されます。

 

先日、まだ今年はキンモクセイの花を見ていないと書いたばかりですが、今朝、玄関を開けるとキンモクセイの香りが家に入り込んできました。庭のキンモクセイがいつの間にか咲いていました。秋の良い香りです。やはりギンモクセイよりも香りが強いですね。

お彼岸の頃に開花するなんて、いつもより一週間くらい早い気がします。

今年の夏は暑かったけど、8月後半は急に涼しくなりましたよね。気候が開花の時季にも影響しているのでしょうね。