アミガサユリ( バイモ )

ユリ科バイモ属。中国原産の半蔓性多年草で、草丈は60~80cmとなります。

上部の葉の脇に花径3cmくらいの釣鐘形をした花を下向きに咲かせます。

花の色は淡緑色で、花弁は6枚です。 花の内側には紫色で網状の模様がみられます。そのためアミガサユリの名があります。葉の先は巻きひげ状となり、他の草などに巻きつきます。3月~4月頃に 開花します。

日本へは300年ほど前に薬草として渡来しました.

別名をバイモと言います。これは漢名の「貝母」を音読したもので、球根が二枚貝に似ていることから来ています。

生薬名も貝母(ばいも)で、鱗茎を煎じて咳止めに用います。

自然な雰囲気が素敵な花です。

お茶花として親しまれています。