クチナシ

アカネ科クチナシ属の常緑低木。梅雨の中頃~終わりに涼しげな純白の花を咲かせるクチナシは、春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイとともに、香りを楽しむ花木の代表です。やや重めの甘い香りは、夏が近いことを感じさせます。

この果実は黄色の染料として利用され、また漢方では 山梔子(さんしし)として用いられています。和名の由来には諸説ありますが、果実が熟しても裂開しない、つまり口が開かないことから「クチナシ」の名がつけられたとされています。ただし、庭木としてよく栽培されているクチナシは、19世紀に欧米で改良された八重咲きのヤエクチナシが多く、こちらは花は豪華ですが実はつけません。

 

我が家のクチナシ、八重咲きで矮性の品種です。玄関前の大きめの鉢に植えています。今の時季、バニラアイスクリームのような甘~い香りが漂います。八重の花もとても美しい。

 

発表会まで、約一か月。昨日はいつものバレエスタジオの近くにある、少し広いホールで全員によるリハーサルでした。今回の演目ジゼルは約30人が一度に舞台に出て踊ったり、並んだりするため、位置関係が重要になってくるのです。昨日のホールはいつものスタジオよりは少し広いのですが、床がバレエ専用ではないため、床にリノリウムと言うゴムシートのようなものを敷きます。このリノリウム、とっても重いのです。一巻き50kgくらい。ホール全面に敷くのでそれを9巻き。皆で協力し合って敷きましたが、とっても大変でした。しかも、やっぱりいつものスタジオよりは硬くて踊りにくい(^-^; 踊るのに床はとっても大事。

いつものスタジオの床は本当に良いのです。改めて、恵まれた環境に感謝しました。