オミナエシ

オミナエシ科オミナエシ属の多年草。

日本・東アジア原産。秋の七草の一つです。

万葉集や源氏物語にも登場する日本人には古くから馴染みの深い植物です。毎年夏から秋にかけて小さな黄色い小花が一カ所にまとまって咲きます。根を乾燥させて煎じたものを生薬や漢方として利用します。

オミナエシ(女郎花)の名前の由来は美女も圧倒する美しさという意味の「おみな圧し」からきているという説や、小さな黄色い小花が女性の食べていた粟飯= 「おみな飯」に似ている事から名付けられたという説などがあります。

近い種類で、白い花を咲かせるオトコエシ(男郎花)があります。名前の由来は「オミナエシより丈夫で強そうに見える(?)」からだそうです。

 

この写真、カマキリが写り込んでいるのがわかりますか? 昨年のブログでも、9月上旬にカクトラノオの写真に写り込んでいました。花にやってくる虫を待ち伏せているのかな?

 

ところで、今日は中秋の名月。しかし、このところぐずついた天気が続き、今晩もお月様は見えそうにありません。とりあえず、お団子だけは買ってきました (^-^;